釣った日 2002年03月21日  
 釣った人 萩田、金田
釣った場所 下田近辺地磯
釣れたさかな ボラ、メバル、クサフグ、(クロダイ)
レポート 金田
この日は親子釣り教室予定であったが、急きょキャンセルのため2人で下田地磯へ向う。水温も17度台へ上昇とのことなので、少し期待が持てる。途中の真鶴道路から夜の海を見ると、予想外にウネリが大きい。ただ天候は安定傾向なので現地へ行ってから様子を見ることにした。この日はほぼ満月であり、天候も晴れていたため未明から磯へ。先客が一人。その彼はいつもの熱心な釣り仲間の一人で、今回も総勢6名程になりそうな気配。この磯は同じ顔ぶればかりかと思うほどいつも一緒になるのも楽しい。
 
しかし、北東からのウネリが予想以上に大きく、時折足元まで波が這い上がる。これが満潮時になると非常に危険な事も考えられる。まずは安全な位置で暗い内から3人が開始。餌取りは居るものの明確なアタリが出ない。その餌取りも小型のクサフグらしき様相が続きその内夜が明けてしまった。海は荒れているが風も弱く、絶好のクロダイ日和と思われた。濁りもかなり入り満潮時から下げ3分までを真剣に狙って...だが、我々二人に来たのはいずれも50cm強のボラが各1匹ずつ。あとはメバルを少々追加したのみで前半戦を終了となってしまった。

4月の潮で大潮に近い際の干潮時は昼にとことん下げる。そのため我々はいつもの温泉&休息を取るため下賀茂温泉へ。

午後3時から西風を予想して風を背にする磯へ入る。それほど強い風ではなかったが、撒き餌も仕掛けも非常に投げやすい。ところがウネリは今だ健在であった。その前に午前中の釣り仲間へ電話を入れる。彼ら4人は休息を磯で取りながら同じ位置で釣り続けていたのだ。潮位0センチの干潮時でありながら、3枚のクロダイをゲットとのこと。内1枚は40cmオーバーらしい。ならばこちらも気合が入る。数投ウネリから生じるサラシの淵に沿わせて沖へ流す。ほぼ30m程の沖でサラシも弱くなり、ゆっくりと右へ流れ出し、仕掛けも安定したかと思ったところでウキがやや静かに沈む。明らかに魚によるアタリと判断。ウキが見えなくなるまでしばらく待ってから軽く道糸を張ってみた。竿先に来る久々の魚信は期待を膨らませた。そして一度軽いアワセをしたあとやり取り開始。なかなかの大物と判断。ハリス1.5号を考慮して、比較的ソフトな対応で始めるも何回となく糸を出さざるを得ない状況で30秒程であったか、竿のテンションが消えてしまった。明確なクロダイの確証はないが、バラシは想像を膨らませる。やや走り方にボラの可能性も否定できないといったところか。
そしてその後はアタリもなく、上げ潮とともにウネリも大きいのでここを引き上げ、今回3箇所目の磯替えとなった。

そこは堤防。とはいっても大きなテトラと高い堤防で、ここなら満潮でも安心である。内側とテトラ側に分かれて夕まずめを狙ったが不発で終了。海の感じもよく水温も17度と条件は良いのだが、なぜ??(笑)
いずれにしてもそれは自然相手のお遊び。少々不満の残る1日であったが、桜散る伊豆街道を走り帰宅へ。 

 

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