釣った日 2002年04月29日  
 釣った人 綱木氏 萩田氏 金田
釣った場所 伊豆下田地磯
釣れたさかな 口太メジナ、イシダイ、フエフキダイ、ニザダイ、イサキ、アイゴ、カワハギ、
レポート 金田
写真はいずれも40cm前後の型物を掛けてのやり取りを互いが撮影したもの。自分の足で入る地磯に居ると渡船とは違った時間が流れる。それは時間の制約が無いからだ。だから写真も撮れれば時には買出しにも行ける(笑)。上記写真3枚の魚はいずれもニザダイ(サンノジ)とアイゴ(バリ)であったが、水温も19度台となり大型外道のシーズンでもある。もちろん本命はメジナやクロダイではあるが、隠れ本命も...あったりして。

この磯も最近は休日となればなぜかカップル釣り組が多い。そんなカップルの一組が次々と竿を曲げる。二人しておそらく10枚以上のファイトはあったであろうか。本命ではないにしても、きっと爆釣という言葉がこのカップルには当てはまるかもしれない。それくらいコンスタントに竿を弓なりに曲げていた。初心者でもこんなに楽しめるんですよ。

さてメンバー3人は、それぞれが自分の本命を設定しつつも、次々と外道ばかりを掛けながらいよいよ夕まず目へ突入。そうなるとカメラも持たなければ声も掛けなくなるが、やはり集中したい時間帯では遊んでいる余裕は無い(笑) まず私が一際鋭い突っ込みをする大型魚を掛ける。しかし浮いてきたのはやはりニザダイ。そしてあとの二人の竿も気持ちよく曲がる。そのうちの1枚は39cmのイシダイ。そして55cmほどのフエフキダイ。フエフキは少し珍しいが、なかなかのファイトの持ち主。そうこうしている内にとっぷりと暮れてしまった。

ちょうどこの時間が満潮なので今しばらく夜釣りを続けることとした。そして小1時間は経ったであろうか。3人が肩を並べアタリの無いウキを見ながら「だけど1時間なんのアタリが無くても、夜釣りはいきなりだよね」と話している直後にウキが走った(笑)。スプールから糸がはじける。しかしすぐに張り外れでバラシしてしまった。そしてまた釣り談義に入り、「夜釣りの釣りポイントは昼とは違って、餌取りが居ない時は撒餌を多めに....」と6発ほど餌を投げた瞬間にまたもやスプールから糸が勢い良くはじけた(笑)。今度はその走りがしばらくおきに向かって止まらない。止まるかとスピードダウンした直後にまた走る。それを数回繰り返したあと、やっと止まった様子なので期待を込めて竿にテンションを掛ける。しかしヤツはすぐには振り向いてくれそうに無い大物の感触これは持久戦覚悟と思って、少し強めに竿をあおった瞬間バラシてしまった。ハリスの結束部分でぷっつり。
そんな悔しいバラシもすでに何回と無く経験している私だが、このスリリングな巨大な大物(隠れ本命)をいつ取れるのだろうか? 今回同行してくれたベテラン釣り師の綱木氏にとってこの磯は始めての磯であるが、このバラシをすぐ傍で見ていて、夜なのだが彼が目を丸くしている様子が手にとるようにわかる。そんなスリリングな磯釣りシーズンがまた始まったかな?という感覚である。

フエフキがはねた瞬間の写真です(笑)
カワハギ2枚がどこに居るかわかりますか?

 

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