釣った日 2002年06月29・30日  
 釣った人 金田
釣った場所 南伊豆下田地磯
釣れたさかな アイゴ、フエフキダイ、木っ端メジナ、クサフグ、
レポート 金田
ぷらっと一人でホームグランドへ。
最近では珍しい単独釣行だが、おそらく何か虫の知らせでもあったのだろうか、海が気になって行く事にした。だが...行きの道中、式根島へ入っている萩田ガイドから電話が有り、「釣ってしまった55cm、嬉しくて思わず...」という知らせが入る。(後に実際はほぼ60cmの尾長)
やはり虫の知らせは正解だったか?(爆)
この時期にそれも60クラスを2枚とは偉業というほかないのだが、おそらくこれは最近南伊豆や伊豆諸島近海の冷水塊が影響しているのではと考えるのである。
その前兆は6/20の講習の際のバラシ2回にあったように思う。あれだけ通い慣れた磯で、まだ明るいうちに餌取り不在でかなりの大型が食ってきたというのは、この時期にしては珍しいのだ。伊豆で19度、神津、式根で16度なんて信じられない水温で、かつてナッパ潮といわれる冷水塊が悪さをして、さっぱり釣れない状態も毎年あったが、今回の冷水は何だろうと首をかしげざるをえない。

さて、私の釣果はというと夕まず目に少し竿を出すも、雨が徐々に強くなりやむなく浅瀬でシコシコとやっていると、かなりの大物がヒット。しばらくやり取りするもまたもや5号ハリスを切られてしまった。
そこは極端に入り込んでいるワンドで、まずそのたぐいは来ないだろうといったところ。これで大型3連続バラシで、萩田ガイドとはえらい違いである。(笑)
翌朝当初はクサフグしか見えない状態が続き、あまりにも冷水の影響をまともに受けているというしかない状態で、木っ端メジナすら見えなく、しばし休息に入る。
弓ヶ浜のグランドホテル「文雅」さんへ立ち寄り、専務と話し込んだ後一風呂いただき仮眠へ。

午後の部は午前とは向かい合った磯へ入るが、大雨の後でゴミが多く漂い潮も動かない状態。でも今度は木っ端メジナの山。夕まず目も粘ってみたがアイゴの良型やフエフキくらいでパッとしない釣果。だがシマアジの幼魚も混じり、やはり海は夏模様に確実に変化はしているが、サバの幼魚はまだいない。後半戦はなんと赤潮まで発生する激変ぶりで、なんとも変化の大きい海であった。

帰路の途中、萩田ガイドの巨メジナを拝ませていただきに立ち寄った。60cmクーラーにすっぽり収まった巨メジナは圧巻で、その内一枚をいただいてきた。
写真はありがたい海の恵みを、家計の足しにと捌いた時のもの。あまりにもまな板が小さく見えます。翌日家族5名のメインディッシュに変身し、おいしく半身をいただきました。ご馳走様ですぅ。

 

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