本日のテーマ 釣る気で釣れるか?
釣った日 2002年09月14日・15日  
 釣った人 藤田氏、萩田氏、金田
釣った場所 南伊豆下田地磯
釣れたさかな クロダイ、イサキ、小メジナ、子シマアジ、ボラ、(これらの魚の写真はこちらへ)
レポート 金田
海水温の高いこの時期での地磯はなかなか難しい。小メジナが多すぎて狙ったクロダイにまで針が届かない。そこで小メジナが出てこない夜釣りへ挑戦する。磯によっては昼夜問わず餌取がいる磯もある。ネンブツダイやフグのたぐいがそれである。しかし今回の場所は比較的その被害が少ない場所でもある。また長い夜釣りでも海況は時によって変化もし、釣れてくる魚もさまざまである。

さて今回は久々にクロダイが2枚上がったが、サイズはまだまだカイズクラス。クロダイをメインに考え、イサキをピンチヒッターとしていつも考えているのだが、そのままの釣果となった。サイズが小さくてもクロダイに会えたのは嬉しい限りだ。

久々の釣り仲間と一緒に竿を出したのだが、往路の車中で一つの話題が持ち上がった。我々趣味で釣りをしている人間が、獲物欲しさに欲をかき過ぎると結果は良くないという話題である。釣りの技術や集中力はもちろん必要なのだが、その時々における人の欲はあまり良い結果をもたらしていないようだという結論に達した。(笑) 決してちゃらんぽらんという意味ではなく、すべからく平常心で素直に海と対面することが寛容かと。案外そんな余裕というかゆとりというものを感じながら釣りが出来るチャンスは少ないが、振り返れば幾度か身に覚えがある。いつもそんな心境で釣りを楽しみたいものだがそれがなかなか難しい。でも「釣る気で釣る」というより「欲で釣る」のは何らかの弊害がやっぱりありそうだね、と、最終結論に落ち着いた。

すべからくとは、やはりすべからくという事であることも結論の一つであるということを付け加えて。(笑)

我々の夜釣りは1回の釣行ではダブルヘッダーが多い。夜中に入り朝一度あがる。日中に休憩した後また夕マズメを狙う。今回はその休憩の合間にいつもの釣り場近くにあるシーカヤック教室へお邪魔してみた。その際に前夜獲得した獲物を提供したが、魚好きな方に食べていただくのが一番。ワンダフルワールドのナナさんも気分よく受け取っていただいたようで、後日召し上がった感想も頂きました。ナナさんから「シーカヤックでぜひ糸を垂らして」といつも薦められるが.....今後異なる釣りスタイルへ変身するかどうか。(笑)

その後また仮眠をした後、萩田氏も合流して後半戦(戦いではない)へ。数枚のイサキやアジをゲットして21時に帰路についた。

 

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